新郎新婦の「お二人」で行う結婚式から、両親、兄弟といった「家族」、「親族」、「友人」というように招待するゲストとの関係性と、人数によって、スタイルや内容も自在に変化できるのが少人数結婚式のいいところでもあります。

結婚式に誰を呼びたい？
何人くらい招待したい？
どんな演出を行いたい？

少人数結婚式に興味があるけど、まだ具体的なイメージが決まらない、という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

新郎新婦お二人だけの結婚式「フォトウェディング」

まだ結婚式にゲストを招待するのは不安。誰かにお祝いしてもらうのは恥ずかしいけど、何か二人で記念に残ることがしたい。結婚式は、コロナがもう少し落ち着いてからやるつもりだけど、写真は早めに撮りたい。

といった新郎新婦様に人気の少人数結婚式は「フォトウェディング」が人気！

今までも、結婚式とは別の日程で、スタジオで写真撮影をする「前撮り」「後撮り」は人気でした。ですが、コロナ禍で延期やキャンセルを余儀なくされた新郎新婦様が、

「1日でも若い、綺麗な自分の姿で写真を撮りたい」
「結婚式はできなくても、ドレスは着たい」

といった思いから、フォトウェディングを選ぶ機会が急増。式場でフォトウェディングをすれば、新郎新婦のお二人にとって思い入れのあるチャペルや式場での撮影が叶うことも。

写真スタジオでのフォトウェディングなら、映画や雑誌のような写真の仕上がりに思わずうっとり。落ち着いてから結婚式を行う際に、ウェルカムボードにしたり、ウェルカムスペースに飾ったり、ペーパーアイテムに使用したり、と楽しみ方もたくさん！ご両親へのプレゼントとしても、大変喜ばれますね。

両親や兄弟、親族をゲストに招待する「家族婚」

家族や親族のみを招待する「家族婚」

ゲストの人数は10名～30名程度が主流です。これまでも「親族食事会」といった形で開催されることも多くありました。コロナ禍において、大人数での披露宴が難しくなっていく中、結婚式の本来の意味に立ち返り

「家族・親族に感謝の気持ちを伝えたい」
「お互いの家族同士を結び付けたい」

という思いから、改めて家族婚のニーズが増えてきているようです。

友人中心の「結婚パーティー」「1.5次会」

ご親族様にご高齢の方が多いと、家族婚も不安という方も少なくありません。

「友人にお祝いしてほしい！」
「友人と楽しい写真をたくさん撮りたい！」

という新郎新婦様には、ゲスト中心にした「結婚パーティー」が人気。しきたりなどに囚われず、より自由で個性的な結婚式が叶うのも人気の理由です。

カジュアルな結婚パーティーは、「1.5次会」とも呼ばれています。1.5次会の場合、「会費制」の結婚式スタイルを選ぶ方が多いようです。レストランで行われることが多いのも特徴です。

おわりに

コロナによって、ブライダルで今まで当たり前にできていたことが、できなくなってしまいました。ブライダル業界も、大きな転換期を迎えています。でも、それと同時に、自分たちにとって本当に必要なもの、やりたいことって何だろうと、見つめ返す機会にもなったのではないでしょうか。

どれが正解というものはありません。お二人の想いが形になり、周りの皆さんに気持ちが届きますように！