フォトウェディングとは？

フォトウェディングとは、結婚式の代わりに、写真撮影を行うこと。「前撮り」や「後撮り」との違いは、前撮りや後撮りが結婚式を行うことが前提になっているのに対し、フォトウェディングは結婚式を行わない前提になっています。

衣装は、ドレスやタキシード、和装などを着て撮影が可能で、プランによっては何着もお色直しも可能です。

撮影する場所は、①ロケーション②スタジオ③式場が主流。どこで撮影するかによって、費用も変わってきます。

プランは、①二人きりで行う②家族や友人を呼んで挙式体験ができる③家族や友人、親族を呼んで撮影後に会食ができる④お色直しが沢山出来る⑤スタジオとロケーション両方で撮影できる　など様々。

どんな人がフォトウェディングを選んでいるの？

費用を抑えたい

結婚式をやりたいけど予算がなくてできない

時間や手間をかけずに記念に残せることをしたい

授かり婚なので、結婚式をする余裕がない

再婚なので式よりも記念だけ残したい

入籍したときは式を挙げなかったけどやっぱりウェディングらしいことしたい

コロナ禍に人気が高まった理由とは？

大人数、飲食を伴う結婚式は、コロナ禍において一番避けるべき場所となってしまいました。それにより、準備がほぼ完了していたのに、式の直前になってキャンセルせざるを得なくなってしまい、涙を流した新郎新婦様は少なくありません。コロナが落ち着いたらやろう、と思っていた方々も、いまだ終息の気配が見えず「一体いつになったら結婚式を挙げられるのだろう」と途方に暮れる日々。いつ結婚式を挙げられるか分からないのであれば、1日でも若いころの自分の姿で写真を残しておきたい、とフォトウェディングに関心が集まってきました。結婚式場側も、「せっかく準備を進めてきたお二人のために、完全なキャンセルにするのではなく、何か方法はないだろうか。式場で写真を撮ることで、全てが無駄にならないように、二人が気に入ったこの式場で記念を残してもらいたい」、とフォトウェディングプランを提案するようになっていきました。

フォトウェディングのメリットとは？

・費用を大きく抑えられる

披露宴の相場は300万～400万と言われています。フォトウェディングにかかる費用はその10分の1以下。7万円～10万円が相場となっています。

・自由度の高い衣装選び。

何パターンも撮影することもできるし、披露宴では着られないようなカジュアルな装い、お二人の想いでの服装なども可能

・手間がかからない

披露宴では何度も打合せを重ねるが、フォトウェディングは1回～2回の打合せでOK。準備も、ゲストへの招待状の発送や席次決め、進行演出を考えたりする必要がないので、新郎新婦の負担が少ない。

・アーティスティックな写真が撮影できる

韓国風の写真や、二人の想い出の場所、四季や自然を活かした場所など、結婚式では叶わないような場所で撮影ができる

・気を遣わず自由にできる

結婚式ではたくさんの人を招待するため、上司や親族など失礼がないように気を遣うもの。

コロナ禍にフォトウェディングを選ぶメリットとは？

・飲食を伴わないので、緊急事態宣言などに左右されない

・ドレスを着たい、という夢が叶えられる

・2人のタイミングで日程を決めることができる

・準備の手間や時間がかからないので、やろうと決めてから実施まで行動に移しやすい。タイミングを見計らいやすい。

スタジオ撮影とロケーション撮影の違いは？

フォトウェディング用に作りこまれた室内のスタジオで撮影するのがスタジオ撮影。

外で撮影するのがロケーション撮影。ロケーションの場合は、自分たちで場所を決めることも可能。

スタジオ撮影のメリット・デメリット

スタジオ撮影のメリット

・撮影のために作りこまれているので世界観が完成している

・照明などの設備もしっかりしているので、安定して綺麗な写真が撮れる

・天候などに左右されにくい

・スタジオでヘアメイク、着付けなど全て行い、移動もないため拘束時間が短い

・カメラマンの拘束時間も短く済むので、費用が安い

・スタジオ内には限られた人しかいないため、人目を気にせずポージングや表情を作れる

・衣装チェンジなど融通を聞いてもらいやすい

スタジオ撮影のデメリット

・スタジオのデザインは変えられないので、他の人と同じ見映えとなってしまう

・予約制のため、人気のスタジオは希望日に予約が取りにくい

ロケーション撮影のメリット・デメリット

ロケーション撮影のメリット

・二人が好きな場所を指定することができる

・よりオリジナリティの高い写真が撮れる

・予約枠が決まっているスタジオに比べ、予約が取りやすい

ロケーション撮影のデメリット

・スタジオ撮影に比べて、費用が高く、拘束時間も長い。

・天候に左右されてしまう

・照明など技術が必要になるため、カメラマンの腕が肝になる

・事前申請が必要な場所、撮影許可費がかかる場合もあるので注意

相場はいくら？

安いところは3万円くらいからあり、7万～10万が最も多いようです。本格的な挙式を行いたい、撮影後に食事会を行いたい、という場合は15万円～60万円ほどと幅が広がっていきます。

選ぶ際に気を付けるべきポイント５つ

・写真データは何カットもらえるのか？全カット欲しい場合の追加料金がかかるか？

安いプランの場合は特に、もらえるデータは数カット分のみで、全データ欲しい場合は追加料金となるケースも。予約時には数カットで十分、と思っていても、撮っているうちにやっぱり全カット欲しくなる、という方も多いようです。

・カメラマンの技術には問題がないか

広告などに出ている写真のイメージと、出来上がった写真のイメージが全然違う、というのはカメラマンの技術によって違いが出てしまうためです。フリーカメラマンにお願いする場合は特に、当日撮影してくれるカメラマンのポートレートをしっかり確認しましょう。作品集のようなものより、1組のカップルを撮影した際の全データを見せてもらえると、一番安心です。

・ヘアメイクの仕上がりをしっかり共有

披露宴のようにヘアメイクリハーサルがないところがほとんどなので、仕上がりイメージが全然希望と違った、ということがないように、希望のヘアスタイルの写真をヘアメイクさんに見せられるようにしましょう。

・衣装の持込は可能か、衣装チェンジは何回までできるか

1組当たりの撮影時間は決められています。衣装チェンジする時間も撮影時間に含まれてしまう場合もあります。また、追加料金、持込料金、延長料金など、様々なオプションが設けられている場合もあるので、申込前にしっかり確認しましょう。

・ポージングイメージをしっかり伝える

カメラマンが色々指示してくれる場合もありますが、こういうショットが撮りたいという希望がある場合は、事前に参考写真をまとめておき、カメラマンに共有しましょう。カメラマン任せにし過ぎていると、あとから「もっとこういう写真が撮りたかった、、」と後悔に繋がってしまうことも。スタジオによっては、決められた構成でしか撮ってもらえないなんて場合もあるので、申込前にポージングの希望を聞いてもらえるか確認しましょう。

いかがでしたか？

コロナ禍で、結婚式を行うハードルが高くなり、やりたいけどできずに悩んでいる新郎新婦が沢山いらっしゃいます。フォトウェディングなら、ドレスも着られ、両親や友人との記念写真を残すことが可能に。コロナが落ち着いたころに、友人達大人数を招いて1.5次会をやろうと思っている方も多いようです。一番若い自分は今の自分。ぜひ、素敵な花嫁花婿体験をしてみては♪

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